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採用情報

言語聴覚士


何か特別なことをしなくても、自然と言語聴覚士としてレベルアップできる

言語聴覚士

Mさん

リハビリテーション技術科/
中途入職/1年目

卒業校:京都医健専門学校

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言語聴覚士を目指したきっかけを教えてください

金融機関の営業マンとして働いていた時、担当するお客さんに言語聴覚士の方がいたんです。そこでいろいろ話を聞いていくうちに「人の為になる素敵な仕事だな」と思うようになったのがきっかけです。
もともと医療関係の仕事に興味がありましたし、人と話すことが好きだったので、自分に向いてるんじゃないか?って。
また、大卒資格(4年制大学を卒業)があると2年間の勉強で受験資格が得られるというのも魅力でした。

総合医療センターを選んだ理由は何ですか?

実は学生時代にお世話になった実習先が当院で、その時の現場の雰囲気が非常に良かったので、ずっと気になっていました。
残念ながら養成校の卒業時には当院の募集はなかった為、一旦は別の病医院に勤める事となりましたが、募集の求人が出たのを知り、やはりこの職場で働きたいとの思いから、当院の採用試験に応募しました。
また、近江八幡の高校に通っていた事もあり、青春時代を過ごした思い出の街で働ける事にも大変魅力を感じていました。

普段のお仕事内容について教えてください

大きく2つあって、ひとつは言語障害(失語症をはじめとする高次脳機能障害)の患者さんに対する言語訓練。
もうひとつは、嚥下障害のある患者さんへの摂食訓練ですね。
理学療法士や作業療法士と連携しながら、迅速かつ適切なリハビリテーションを行なっていきます。

実際に働いてみてどんな印象を持ちましたか?

以前は回復期の病院に勤めていたので、当院に来たばかりの頃は「こんなに忙しいの!?」って(苦笑)。急性期の病院なので、長くても1~2週間で患者さんが入れ替わっていくんですよね。
ただその分、限られた時間の中で最善を尽くすやり方を覚えたり、幅広い症例を経験することができるので、そこはすごくやりがいを感じています。

働きやすさや職場の雰囲気はいかがですか?

一言で言えば「みんな仲が良い」。素直で、カラッとした性格のスタッフが多いんです。
特に、理学療法士や作業療法士とはつねに意見交換をするのですが、何でも気兼ねなく話し合うことができていますね。
また、医師や看護師、栄養士などとも円滑にコミュニケーションが取れる雰囲気なので、変に気を遣うことがありません。

言語聴覚士として大切にしていることは何ですか?

「患者さんの心にまで響くようなコミュニケーション」ですね。
例えば、言語障害で全く話せなくて、話す意欲すら落ちている患者さんがいたとします。そういった場合でも、絶対にあきらめず、どうにしかして「話す力」を引き出せるよう粘り強くアクションを続けていくんです。そうすると、こちらの思いが伝わるのか、不意に短い言葉を出してくれたりするんですよね。
言葉を少しでも発してくれれば、それが問題の本質につながったりリハビリのヒントになるので、粘り強く、真摯に接していくことはとても大切なんです。

これから言語聴覚士を目指す方へのメッセージをお願いします

言語聴覚士は国家資格としての歴史が浅く、まだまだ認知の低い職業です。しかし、高齢化社会が進むにつれて、今後ますます需要が高まることは間違いありません。
大学卒業後や社会人を経験してから取得する人が多い資格でもあるので、少しでも興味があればぜひ挑戦してみてください。
私自身も言語聴覚士になったことを後悔したことはありませんし、今後は、言語聴覚士の業界全体の発展につながるような活動もしていきたいと考えるくらい、この仕事に誇りとやりがいを感じています。

最後に総合医療センターのPRをお願いします

時に生命に関わるような重度の症状を見ることもありますが、そんな中でも「患者さんの能力を最大限に引き出す」という強い気持ちを持って業務に携われる方であれば、きっと活躍できると思います。
毎日、いろいろな患者さんと接し、さまざまな症例に携わることができるので、何か特別なことをしなくても自然と言語聴覚士としてレベルアップできる環境ですよ。