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診療科・部門・センター

呼吸器内科



呼吸器内科について

肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、肺がんなど、呼吸器のあらゆる病気に対応し、専門医による診断・治療に尽力しています。
京都府立医科大学からの非常勤医師による外来診療(月・火・木曜)がメインですが、毎週、呼吸器カンファレンスを行っておりますので、当院での入院加療も可能です。

また、循環器内科や腎臓内科といった他科との連携、専門性の高い病気や高度な治療を要する場合の適切な病院紹介など、患者さんの容体に合わせてフレキシブルかつスピーディに対応できる体制が整っています。

主な疾患

気管支喘息

気管が慢性的な炎症を起こし、呼吸困難、咳、喘鳴(ゼーゼーという呼吸)といった症状が発作的に起こる病気をさします。
日本における喘息の患者さんは年々増加傾向にあり、残念ながら現状では根治する薬などはありません。
吸入薬や服用による継続的な治療が必要ですので、上手に付き合っていきましょう。
治療の方針としましては、発作の時の症状を一時的に鎮めるのではなく、「発作が全く起こらない状態を維持する」ことをゴールとしています。
また最近は、注射薬による新しい治療法も注目されています。

間質性肺炎

肺には、吸い込んだ空気を入れる「肺胞」と呼ばれる小さな袋がたくさんあります。間質性肺炎は、そんな肺胞の壁に炎症や損傷が起こる病気です。
炎症や損傷によって肺胞の壁が硬くなると、徐々に呼吸機能が低下していきますので、できるだけ早く治療を開始することが大切となります。
特に喫煙者の方は注意が必要です!

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれる病気の総称です。
咳や痰(たん)、息苦しさとった状態が長く続くのが慢性気管支炎、タバコなどの影響で気管支や肺胞の炎症が進み肺胞が壊れてしまった状態を肺気腫といいます。
治療の方法としましては、酸素の吸入治療、運動療法、禁煙などがあげられます。

肺がん

肺がんは、今なお患者数が急増しており、男性のがん死亡原因の第1位、女性では第2位となっています。
また、症状が出にくいため、早期発見が難しいがんとしても知られています。
そのため、定期的な検診を忘れずに行う、タバコの本数を減らすなど、日頃からの予防対策が重要となってきます。
その他、肺・気管・気管支の腫瘍など、呼吸器のがん全般的に対応していますので、気になる方はご相談ください。

自然気胸

気胸は、何らかの原因で胸の中に空気が侵入し肺がしぼんでしまう病気のことをいいます。
中でも最も一般的なのが肺からの空気漏れによる気胸(自然気胸)です。
軽度の場合は、外来通院による経過観察で根治することができます。

医師紹介

患者さんへ

状態が悪くなる前に受診することが重要です

呼吸器の病気の多くは、状態が悪くなる前に手を打つことが重要とされています。
「呼吸が苦しい」「激しい咳が出る」といった状態は、まさに状態が悪くなる前のサインかもしれませんし、対応が遅くなることで、深刻なケースにつながる場合も少なくありません。
そのため、呼吸器に関する症状が出ている時は、外来診療日でなくても構いませんので、遠慮なくお越しいただけるようお願いしています。

地域の先生方へ

外来診療日(月・火・木曜)以外でもご相談下さい

当科では病診連携を重要視しております。
ご紹介いただいた患者さんを迅速かつ適切に安定期まで回復させ、スムーズに地域の先生方へお戻しすることで、患者さんの負担を減らし、生活の質(Quality of Life)を維持する方法だと考えています。
ご紹介の多い咳を伴う気管支喘息をはじめ、呼吸器領域でのご対応にお困りでしたら、すぐにご相談いただければと思います。
外来診療日(月・火・木曜)以外でも対応可能な場合もございますので、一度ご相談下さい。