代謝・内分泌内科
代謝・内分泌内科について
糖尿病をはじめとする代謝疾患と内分泌疾患全般をカバーしています。
特に糖尿病は、毎年約200名の入院患者さんと約650名の外来患者さんを受け入れ、最新の治療とともに、患者さんへの教育や合併症の精査にも力を入れています。コンセプトは「患者さん中心の治療」です。
患者さんのニーズにしっかりと耳を傾けながら、認定医や専門医による確かな診断、充実した設備による治療を行なっていきます。
また、地域の先生方との病診連携、他診療科との連絡を密にすることで、患者さんの生活の質(Quality of Life)を維持しながら、病気と上手に付き合っていけるような体制を整えています。
特に糖尿病は、毎年約200名の入院患者さんと約650名の外来患者さんを受け入れ、最新の治療とともに、患者さんへの教育や合併症の精査にも力を入れています。コンセプトは「患者さん中心の治療」です。
患者さんのニーズにしっかりと耳を傾けながら、認定医や専門医による確かな診断、充実した設備による治療を行なっていきます。
また、地域の先生方との病診連携、他診療科との連絡を密にすることで、患者さんの生活の質(Quality of Life)を維持しながら、病気と上手に付き合っていけるような体制を整えています。
主な疾患
1型糖尿病
糖尿病は、インスリン(膵臓で作られるホルモン)の働きが悪くなることによって血糖値が上昇する病気です。
インスリンはβ細胞という細胞で作られるのですが、それが破壊・消失することにより、インスリン分泌が弱まったり、出なくなるのが1型糖尿病です。
1型は子どもや青年に多い糖尿病で、インスリン注射をはじめとするインスリンを補う治療が基本となります。
インスリンはβ細胞という細胞で作られるのですが、それが破壊・消失することにより、インスリン分泌が弱まったり、出なくなるのが1型糖尿病です。
1型は子どもや青年に多い糖尿病で、インスリン注射をはじめとするインスリンを補う治療が基本となります。
2型糖尿病
2型糖尿病は、遺伝的な体質をはじめ、運動不足や肥満、食べ過ぎなどの生活習慣が原因とされています。
糖尿病患者の95%以上がこの2型といわれり、中高年が多く発症します。治療法としては、インスリン療法、内服療法、食事・運動療法などがあげられます。
糖尿病患者の95%以上がこの2型といわれり、中高年が多く発症します。治療法としては、インスリン療法、内服療法、食事・運動療法などがあげられます。
内分泌性疾患(甲状腺疾患)
甲状腺は、のど仏のすぐ下あたりにある臓器で、身体の代謝や成長などを調整する働きがあります。
当科では、甲状腺の炎症や腫瘍をはじめ、甲状腺機能低下症、甲状腺中毒症(バセドウ病)など、あらゆる甲状腺の病気に対応しています。
当科では、甲状腺の炎症や腫瘍をはじめ、甲状腺機能低下症、甲状腺中毒症(バセドウ病)など、あらゆる甲状腺の病気に対応しています。
下垂体疾患
脳下垂体は、脳の中心部から垂れ下がる小さな器官で、内分泌腺のホルモン分泌や尿量の調整をしています。
この脳下垂体に異常があると、巨人症、末端肥大症、クッシング病、下垂体機能低下症、尿崩症などの病気を引き起こします。
自覚症状が少ないケースも多いので、正確な診断・治療が大切となってきます。
この脳下垂体に異常があると、巨人症、末端肥大症、クッシング病、下垂体機能低下症、尿崩症などの病気を引き起こします。
自覚症状が少ないケースも多いので、正確な診断・治療が大切となってきます。
二次性高血圧症
体質や環境、加齢などによる一般的な高血圧とは異なり、ある特定の原因がある高血圧のことを二次性高血圧といいます。
主に腎臓やホルモンの異常によって引き起こされます。
主に腎臓やホルモンの異常によって引き起こされます。
脂質異常症(高脂血症)
中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝機能が異常をきたし、血液中の値が正常でない状態をいいます。
動脈硬化の主な原因とされ、放置すると脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる病気につながることもあります。
動脈硬化の主な原因とされ、放置すると脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる病気につながることもあります。
専門外来
糖尿病・内分泌外来(毎日)
糖尿病を中心に、甲状腺疾患、副腎疾患、下垂体疾患、肥満症、高脂血症、高尿酸血症を観察します。
糖尿病看護専門外来
糖尿病看護の認定看護師が担当する外来です。
糖尿病に対する疑問や不安を解消したり、現在行なっているセルフケアをより良くするためのレクチャーなどを行なっています。
糖尿病に対する疑問や不安を解消したり、現在行なっているセルフケアをより良くするためのレクチャーなどを行なっています。
インスリンポンプ外来
インスリンポンプや持続グルコースモニタリングを用いて、血糖値のコントロールを適切に管理していくための指導などを行なっています。
その他の特色
糖尿病教育入院
糖尿病は近年、高齢者のみならず、若年層にも広がりを見せています。
当科では、糖尿病について学びながら血糖コントロールや合併症の検査を行える、短期(1週間)の糖尿病教育入院を実施しています。
当科では、糖尿病について学びながら血糖コントロールや合併症の検査を行える、短期(1週間)の糖尿病教育入院を実施しています。
糖尿病教室
医師・看護師・栄養士、薬剤師による糖尿病教室を定期的(毎週)に行い、糖尿病と上手に向き合っていくための指導を行なっています。
医師紹介
患者さんへ
定期的な検診と適切な治療でが大切です
糖尿病は一度発症したら一生付き合っていく病気です。ですので、まずは、予防や早期発見・早期治療につながる定期的な検診をしっかりと受診していただくことをおすすめします。
糖尿病を発症した場合でも、適切な治療と生活習慣の改善などによって日常生活に不自由のない状態を保つことが可能です。
糖尿病に対する不安がある方、糖尿病治療で悩んでいる方がいらっしゃいましたらどうぞお気軽にご相談ください。
糖尿病を発症した場合でも、適切な治療と生活習慣の改善などによって日常生活に不自由のない状態を保つことが可能です。
糖尿病に対する不安がある方、糖尿病治療で悩んでいる方がいらっしゃいましたらどうぞお気軽にご相談ください。
地域の先生方へ
新患は毎日受け付けています
当科では病診連携に力を入れており、内分泌疾患(甲状腺、下垂体、副腎、性腺)につきましては、ほぼ100%の確定診断を目指しています。
また、外科治療が必要な場合は、他診療科と連携した手術を施行しています。
新患は毎日受け付けておりますので、お困りの際はぜひご紹介ください(地域連携室を通してのご紹介がスムーズです)。
また、1週間(毎週水曜~次週の水曜まで)の糖尿病教育入院とインスリン治療導入入院も実施しておりますので、こちらもお気軽にご活用ください。入院が完了しましたら速やかに地域の先生方にお戻しいたします。
また、外科治療が必要な場合は、他診療科と連携した手術を施行しています。
新患は毎日受け付けておりますので、お困りの際はぜひご紹介ください(地域連携室を通してのご紹介がスムーズです)。
また、1週間(毎週水曜~次週の水曜まで)の糖尿病教育入院とインスリン治療導入入院も実施しておりますので、こちらもお気軽にご活用ください。入院が完了しましたら速やかに地域の先生方にお戻しいたします。