方針・理念・目的等

臨床工学技士とは

呼吸・循環・代謝という生命維持監視装置を使って機能代行、補助する業務を行ないます

基本理念

すべての業務は、患者さんのために

基本方針

診療の補助として医師、看護師と協力して、チーム医療を行ないます
常に患者さんの立場に立ち、人権を尊重し、高度な医療を提供します
いかなる場合も救急現場に駆けつけ、専門的な技量が発揮できるよう日々研鑽に努めます

概要・特色

臨床工学科は15名で血液浄化部門、循環器部門、手術・ICU部門、中央管理機器部門に分かれて勤務しています。平成24年11月より当直体制を開始し24時間臨床工学技士が対応し、各部門において技術を提供し、各診療に貢献するよう頑張っています。

中央管理機器部門

19機種約1,126台を集中管理して、機器の使用前点検、人工呼吸器の動作中点検、機器貸出・修理を行っています。院内中央管理以外の治療機器も修理、点検を行っています。又、院内職員対象に機器の教育・勉強会を行っています。

血液浄化部門

腎臓センターは外来診療60床、入院病棟15床で維持透析患者170名余りを抱え各種血液浄化療法を施行しています。県内随一の実績を誇り、質の高い血液浄化療法に取り組んでいます。
急性血液浄化は主にICU、新生児ではNICUで行い、24時間のサポート体制で治療にあたっています。
平成24年度より在宅血液透析を開始し、現在5名施行しています。
また、SAS業務として、簡易検査・PSG検査を施行し、CPAP導入から継続してフォローアップにも取り組んでいます。

手術・ICU部門

麻酔器・生態情報モニターの事前点検・保守管理をはじめ、自己血回収装置の操作や、ペースメーカー植え込み時の立会いなど行っています。
又、平成25年7月より心臓血管外科が開設し、人工心肺装置の操作、管理も行っています。
ICU業務としても生態情報モニターや人工呼吸器の始業点検・保守点検、PCPSの操作・保守管理を行っています。

循環器部門

心カテ業務(ポリグラフ操作及びECG監視、圧計測、IVUS操作など)やペースメーカー業務を担当しています。ペースメーカー業務では遠隔モニタリングを推奨し、よりタイムリーな情報を受信しデータ管理を行っています。

過去の実績等

29年度

【中央管理機器部門】
ME機器修理件数 727件
【血液浄化部門】
CHDF 192件、DHP(PMX) 3件、PA(LDL-A含む) 116件
L-CAP 27件、PBSCC 5件
【手術部門】 自己血回収 82件
人工心肺件数 61症例
〔大血管9件(臨時16件)、弁34件(臨時0件)、その他2件(臨時0件)〕
【循環器部門】
PM植込術57件(内 ICD:5件、CRT-D:5件、ILR:2件)
PM遠隔モニタリング使用者 85名
SPP:216件
PCI:500症例 EVT:173症例
アブレーション件数:71症例

メッセージ

医療事故がよく報告される昨今、臨床工学技士のような専門職が、安全に医療機器の操作、機器管理を行い、さらに日々進歩する最新治療にも対処できるように努力していきたいと思っています。

スタッフ紹介

【所有資格等】

医療機器安全管理責任者 (1) 臨床検査技師 (1)
臨床工学技士 (15) 呼吸療法認定士 (4)
透析技術認定士 (9) 心血管インターベンション技師 (1)
体外循環認定士 (3) 臨床ME専門認定士 (2)
アフェレーシス技術認定士 (1) DMAT災害医療支援チーム (1)
診療情報管理士(1)

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