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診療科・部門・センター

内視鏡センター



内視鏡センターについて

役割

消化管内視鏡の飛躍的な技術革新により「これまで見えなかった病気」が見えるようになってきました。
つまり、これまで外科的な手術が必要であった病気の一部は、内視鏡を使った低侵襲手術でのアプローチが可能となっています。

当センターでも、県内有数の設備と実績、ハイレベルなチーム医療を駆使し、近隣の医療機関と連携をとりながら、地域の皆様に最先端の内視鏡治療を提供できる体制を整えています。

連携体制

担当する診療科

消化器内科、消化器外科、循環器内科、腎臓内科など

体制

消化器内科医9名、看護師8名、看護助手3名、事務1名
  1. 内視鏡は最大5台の並列稼働が可能です(うち2台はX線透視室に設置)。
  2. 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、経皮経胆道ドレナージ(PTCD)、ラジオ波焼灼療法(RFA)、肝動脈化学塞療法(TACE)など、幅広い分野において先進的な診断・治療を行なっています。
  3. 24時間オンコール体制で、緊急の内視鏡治療にも対応しています。
  4. 希望により、経鼻内視鏡、鎮静下内視鏡(鎮静剤を使用した内視鏡)にも対応しています。

特色

豊富な経験による安全な胆膵疾患に対する内視鏡治療

主な対象疾患:急性胆管炎、総胆管結石、膵・胆管がん
内視鏡を使用して胆管や膵管に細い管を入れ診断や治療を行う検査を内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)といいます。この検査により胆管のドレナージ(たまった膿などを出す処置)を行ったり、胆管にできた石を取り除いたり、がんの組織診断を行うことができます。状況によっては緊急で検査・治療を行うこともあります。当センターでのERCP関連検査の件数は年間400例を超えており、滋賀県内ではトップクラスの検査・治療実績です。

超音波内視鏡を駆使した専門性の高い胆膵治療

主な対象疾患:膵・胆管がん、腹腔内膿瘍
以前は消化管内視鏡を使った胆管、膵管へのアプローチは上述のERCPという方法しかありませんでしたが、近年は先端に超音波機器をつけた内視鏡(超音波内視鏡、EUS)を用いることでもアプローチが可能になりました。このような機器の開発および検査技術の向上により、膵がんをはじめとしたお腹の中の腫瘍(できもの)の診断やお腹の中にできた膿瘍(膿のかたまり)のドレナージの方法の選択肢が広がり、従来では組織診断や治療が難しかった症例でもEUSを用いることで身体への負担が少なく検査・治療が可能になっています。

オリンパス提供

正確な診断から治療へ 低侵襲な消化管がん治療

主な対象疾患:消化管の早期がん
消化管(食道、胃、十二指腸、大腸)のがんは早期で発見できれば消化管内視鏡(いわゆる胃カメラ・大腸カメラ)で、体表にメスを入れずその部分のみを取り除く治療(EMR/ESD)ができます。当センターでは、最新鋭の内視鏡システムを用いて拡大内視鏡検査を含めた正確な診断の上で内視鏡治療を行っております。症例数は増加傾向ですが、EMR/ESDの偶発症による外科的緊急手術は生じておりません。定期的に外科とのカンファレンスや内視鏡診断・治療の勉強会を開催し、治療方針の相談や診断能や治療技術の向上にも努めております。

施設案内

受付

更衣室

診察室

待合室

麻酔処置室

リカバリールーム

内視鏡室

内視鏡室

医師紹介

患者さんへのメッセージ

内視鏡治療のさらなる“強み”と“伸びしろ”を追い求めて

「内視鏡で患者さんにどこまで貢献できるか?」。当センターはつねにこのような思いを胸に、診断・治療に取り組んでいます。冒頭でもお伝えした通り、近年の消化管内視鏡の進歩は目覚ましいものがあり、これまで治療が困難とされていた病気でも、患者さんの負担を最小限にした最適な治療が可能になっています。「内視鏡で取れる腫瘍は内視鏡で」「内視鏡で可能なドレナージは内視鏡で」。これからも当センターは、内視鏡治療のさらなる“強み”と“伸びしろ”を追い求めながら、地域の医療に貢献できるよう着実に発展してまいります。

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