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診療科・部門・センター

眼科



眼科について

当科では、白内障、緑内障、斜視、小児眼科をはじめとするあらゆる病気に対し、患者さんに寄り添った診療を心がけています。
視力や眼圧などの各種検査から、ロービジョンケアとして遮光眼鏡やルーペなどの補装具の選定にも力を入れています。

地域の皆様の“眼の健康”を守るために、病気についてわかりやすく説明し、患者さんの希望に沿った医療を提供できるように考えています。眼に関する異常を感じましたらお気軽にお越しください。
困難な手術・検査につきましては、連携する大学病院などに紹介し、適切かつスピーディーに対応しています。

主な疾患

白内障

水晶体は、カメラではレンズの部分をさします。
そのレンズの部分が濁る病気を、白内障と言います。
症状としては、見えにくさ、ぼやけ、まぶしさ、二つに見えるなどが、出てきます。
治療は手術があります。当院でも手術しておりますので、お気軽にご相談ください。

緑内障

眼から脳に情報を伝達する部分を視神経といいます。
視神経に障害が起こり、視野が欠ける病気が緑内障です。
緑内障は40歳以上の20人に1人が発症するといわれています。
治療としては、まずは点眼し、それでも進行が早いようでしたら手術を行います。
手術が必要な場合は、専門施設に紹介しています。

斜視

左右の視線がそれぞれ違う方向に向いている状態を斜視と言います。
眼の筋肉や神経の異常、遺伝、環境因子など様々な要因で、発症することがあります。
当院では2023年より斜視の専門医が常駐し、手術を含めた斜視治療に力を入れています。
手術は小児から成人まで対応していますので、気軽にご相談ください。

加齢黄斑変性

カメラのフイルムにあたる部分を、眼の中では網膜と言います。
網膜の中で、特に視力に重要な役割を持つところを黄斑と言います。
加齢黄斑変性は、加齢によって黄斑がダメージを受けることで、視力の低下や歪みなどを引き起こす病気です。
治療法は、眼球内へ薬を注射する硝子体内注射が一般的です。進行が早い場合や注射で効果が得られない場合は光線力学療法があります。
当院では注射治療を行っています。

眼瞼痙攣・片側顔面痙攣

眼瞼痙攣は、眼の周りにある眼輪筋が過剰収縮してしまう状態です。
片側顔面痙攣は、片眼の眼瞼痙攣に口周辺まで痙攣を伴った状態です。
脳の障害、血管障害、薬、ストレスなどが原因とされています。
治療としては、一時的に筋肉の痙攣を抑えるボツリヌス注射を行います。効果は一時的であり、定期的に注射が必要になります。
また、脳血管の影響がありましたら、脳神経外科への紹介をさせていただきます。

近視矯正治療

(※ 現在、新規受付は行っておりません)
オルソケラトロジーという特殊なコンタクトレンズを装着することで、近視を矯正します。
就寝時にコンタクトレンズを装着し、起床時に外していただき、日中は裸眼で過ごすことができます。
日中裸眼で過ごすことができるので、スポーツやお化粧を楽しむことができます。

小児の弱視

弱視とは視力が正常まで育っていない状態を指します。原因は、屈折異常、不同視、斜視、形態覚遮断などがあります。
視力が育つ時期は限りがありますので、早期発見・早期治療により、視力の改善を図ることができます。
治療では眼鏡を装用する場合や、アイパッチによる遮蔽訓練を主に行っています。
3歳半検診で引っかかった場合には、目に異常がないか検査させていただきます。またお子さんで気になることがあれば、受診していただいて構いません。

その他の特色

小児の斜視・弱視などの検査

熟練の視能訓練士による小児の弱視や斜視検査に力を入れています。
【毎週 火木金の午後】

未熟児網膜症の診療

滋賀医科大学医学部附属病院から専門医(非常勤医師)を招き、診療をしています。
【毎週 水曜日】

医師紹介

患者さんへ

患者さんの不安や負担の少ない診療を

「眼の治療や手術ってちょっと怖い」。
そんな声をよく耳にしますが、当科では、最新デバイスの活用、麻酔科などとの連携を駆使し、できるだけ患者さんの不安や負担の少ない診療を心掛けています。
また、手術治療だけにかたよらず、患者さんのご希望に添った治療方法を一緒になって考えていくことも当科の理念のひとつです。

地域の先生方へ

入院が必要な手術など、当科の強みをご活用ください

入院が必要な手術患者さんの受け入れ、小児眼科における治療・検査実績、大学病院との連携といった、当科の強みを存分にご活用いただき、ともに東近江医療圏の眼科医療の発展に貢献していきたいと考えています。
これまで培ってきた地域の先生方との信頼関係をより強固にし、これまで以上に数多くのご紹介をいただけるよう努めてまいりますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。