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研修医・専攻医

責任者あいさつ


平成30年度から、整形外科領域でも新専門医制度が始まります。整形外科新臨床研修プログラムは、基幹施設を中心として連携施設を回りながら3年9ヶ月で日本整形外科学会が定める単位を修得する単位制です。
近江八幡市立総合医療センターは滋賀県では唯一、大学病院以外で認可された整形外科専門医研修プログラム基幹施設です。私は、滋賀県で生まれ、滋賀県の彦根東高校を卒業しました。医学部期間は県外で過ごし、医師免許取得と同時に、滋賀県で整形外科を実践したくて、滋賀県に戻りました。そんな私ですから、滋賀県での整形外科臨床研修の実情を熟知しています。

これまで滋賀県での整形外科臨床研修は、県内の大学病院と京都府の2つの大学病院に依存してきました。滋賀県出身者や滋賀県に何らかのゆかりある人が、滋賀県で整形外科を研修し、滋賀県に整形外科医として根ざしたいと思っても、研修期間中に他府県に所在する大学関連病院に赴任しなければならないケースがほとんどでした。
近江八幡市立総合医療センターは、「滋賀県で整形外科を研修し、そのまま滋賀県で整形外科を実践 できる整形外科臨床研修プログラム」を提供します。このために、滋賀県内の8つの前期研修指定病院と連携して、滋賀県で完結できる整形外科研修体制を提供します。
研修期間中にどの病院にどの期間赴任するのかについては、研修プログラム統括責任者が専攻医の希望を基にして「滋賀臨床整形研修ネットワーク」で各連携病院の指導医と相談します。無論、日本整形外科学会が定める単位を一定期間内に修得しなければならないので、全てを叶えられるわけではありませんが、例えば「湖南地区での研修期間を多くしてほしい」や「最終的に湖北地区の病院に勤務したい」など、できるだけ具体的な希望の方が、分かりやすくて良いです。

研修期間中に、整形外科研修後に「海外留学したい」なら、研修後半を大学病院での研修に繋げたり、「国内研修したい」なら、その分野に強い連携病院での研修に繋げたりすることにより、「滋賀県から出て、研修・研究を発展する」ことにも対応します。滋賀県で整形外科を研修して実践したい貴方・貴女、迷う前に是非相談してください。



近江八幡市立総合医療センター
整形外科専門医プログラム統括責任者
森本 茂