公立病院経営強化ガイドライン(総務省:令和4年3月通知)に基づき、持続可能な地域医療提供体制を確保するため、当院の公立病院経営強化プランを策定しました。

1.計画策定の趣旨

 当院は、滋賀県東近江医療圏の中核病院として「多くの人々との出会いを通じて、新しい医療環境の創造に努める」という理念のもと、地域医療を提供するとともに健全経営に努めてまいりました。しかしながら、人口減少・少子高齢化の進展に伴う医療需要の変化、医療の高度化など経営環境の急激な変化を背景とした厳しい状況に直面する中、公立病院として持続可能な地域医療提供体制を確保するためには、保有する医療資源を地域全体で最大限効率的に活用する視点において、より一層の経営強化を図る必要があります。
 公立病院経営強化ガイドラインでは、地域の医療需要に応じ各医療機関が担うべき役割・機能を改めて見直し、明確化・最適化を図ったうえで、病院間の連携を強化していくことが重要と示されています。これらのことから、当院では持続可能な地域医療提供体制の確保に向け、経営強化を図るため当プランを策定しました。

2.計画の対象期間

 当経営強化プランは、令和4年度から令和9年度までの6年間を対象としています。

近江八幡市立総合医療センター公立病院経営強化プラン