当医療センターでは「かかりつけ医」制度を推奨しています
かかりつけ医とは
日常的な診療や健康管理等を行ってくれる身近なお医者さんの事を「かかりつけ医」と呼んでいます。
あなたのことをよく知っていて必要なときに専門医に紹介してくれる「かかりつけ医」を持つことを推奨しています。
普段からのお付き合いが大切です。
あなたの健康状態、持病など包み隠さず話し合える「かかりつけ医」を持つことが安心の第一歩です。
近江八幡市立総合医療センターとかかりつけ医の役割
全国的な医師・看護師不足のなかで地域医療を守っていくためには、全ての診療所や病院が同じ機能を持つということをやめ、診療所や病院が機能分担を行うことが最重要になっています。
こうしたことから、当医療センターでは平成16年度より地域の入院を中心とした急性期病院へ特化していくことで、この問題に対応していくことになりました。
一次診療は原則として地域の診療所の「かかりつけ医」で受診し、必要に応じて診療所からの紹介で当院を受診する病診連携を進めています。
つまり、日頃の診療は身近な診療所がきめ細かに対応し、高度な検査、手術などが必要な時に、当医療センターが対応するということになります。
平成21年7月、当医療センターは「地域医療支援病院」という病院として滋賀県より認可を受けました。
地域医療の後方支援病院としての機能が備わっていることを認めていただいたことになります。
地域との連携

かかりつけ医のメリット
- かかりつけ医は、患者さんや家族の体調、生活習慣、病歴などを把握しています。そのため、ちょっとした異変でも早期に発見し、病気の進行をくい止めることができます。
- 待ち時間が比較的短く、受診の手続きも簡単で、じっくり診察してくれます。
- 入院や検査、高度な治療が必要な場合、適切な病院・診療科を指示、紹介してもらえる。
- 食事面等、日常の健康管理のアドバイスをしてもらえる。
当センターの受診に「かかりつけ医」から紹介をいただくメリット
- 病気の経過がよくわかり診断・治療を迅速に進めることができます。
(無駄な検査の防止にも繋がります) - 紹介患者さんを優先的に受付けしています。紹介状をお持ちください。
※紹介状がない場合は、当日受診いただけない場合があります。 - 健康保険による一部負担金のほかに、別途「初診時選定療養費」のご負担がありません。
「初診時の選定療養費」について
厚生労働省が進める、病院と診療所の機能分担を図るために定められた制度に基づいています。