輸血を拒否される患者の皆様へ

宗教上の理由等により、輸血を拒否する患者さんに対しまして、当院では下記の方針で対応いたします。

1.当院では、輸血拒否に対して『相対的無輸血』を基本方針とします。

2.『絶対的無輸血』を希望する場合は、転院をお勧めします。

3.緊急かつ必要な時には、「同意書」が得られない状態であっても輸血を行います。

4.『絶対的無輸血』に同意する「免責証明書」などに署名・捺印はいたしません。

※『相対的無輸血』

患者さんの意思を尊重し、可能な限り無輸血治療に努力するが、「輸血以外に救命手段が無い」事態に至った時には輸血を行うこと。

※『絶対的無輸血』

患者さんの意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸血をしないということ。

平成29年7月

近江八幡市立総合医療センター