新型コロナウイルスワクチン接種の接種方法誤りについて(お詫び)

 令和5年10月13日(金)に近江八幡市立総合医療センターで実施しました新型コロナウイルスワクチン接種(被接種者48名)において、接種方法に誤りがあったことが判明しました。
 被接種者とご家族や関係各機関の皆さまに多大なるご迷惑やご心配をお掛け致しましたことを深くお詫び申し上げます。
 今後、接種手順の確認など、医療従事者間での事前の情報共有を確実に実施のうえ再発防止に努めて参ります。

(経緯)
 10月13日に市立総合医療センターで実施されたワクチン接種の接種位置が下過ぎるのでないかとの連絡が10月17日に市内医療機関より市健康推進課にありました。
 当日の接種担当者に確認したところ、本来「筋肉注射」で行うべきところ「皮下注射」で行ったことが判明しました。

(原因)
 インフルエンザ等の予防接種は皮下注射で行うため、今回のコロナウイルスワクチンも「皮下注射で行う」と、当日接種担当者が誤って思い込んでいたこと、また集団接種時に通常行っていた看護師による事前打ち合わせができていなかったことが原因。

(対応)
 市健康推進課へ接種方法誤りを報告するとともに市を通じて滋賀県ワクチン接種推進室へ報告しました。全ての該当の方々へは早急に電話にて謝罪させていただくとともに健康状態について確認させていただいたところです。
 なお、10月25日現在、該当の皆様から、健康被害についての報告はいただいておりませんが、体調不良等、異常を感じられた場合は、迅速に対応して参ります。

(その他)
 今回の接種方法誤りによるワクチンとしての効能等について大きな違いはないことを本医療センターの医師に確認するとともに、打ち直しの必要もないことを県ワクチン接種推進室に確認しております。
 また、10月13日以外の市立総合医療センターでの新型コロナウイルスワクチン接種については、問題なく実施されていることを確認しております。

                                令和5年10月26日
                                   近江八幡市立総合医療センター 
                                        院長 白山 武司