作業療法部門

作業療法では患者さんの状態に合わせて、心身または精神の機能改善を援助するために『作業』を提供しています。
私たちは食べたり、入浴したり、遊んだり、日常生活にかかわるすべての諸活動のことを『作業』と呼び、作業療法では病気でできなくなった作業を再びできるようになるようにリハビリテーションを提供しています。

現在当センターでは作業療法士5名が勤務しており、患者さんの能力を「基本的動作能力(運動や感覚、認知機能や身体機能)」「応用的動作能力(食事やトイレなどの日常生活に必要な能力)」「社会的適応能力(仕事や趣味などの能力)」の3つに分け、それぞれの維持・改善を進めながらその人らしい生活ができることを目標としています。
例えば、脳卒中などにより急に思うように動けなくなった患者さんに対して、作業療法では患者さんと一緒に目標を決め、その目標に必要な能力の習得を目指します。
病気を発症してもできるだけ早くから食事や着替え、トイレ動作など自分でできることを増やし『自信・喜び』が持てるように訓練を行っています。単に身体がよくなることを目標にするのではなく、「家族と一緒に家で食事をとるために、起きる練習・車いすに乗る練習・お箸を使う練習をする」など、その人のその時の想いに寄り沿えるような作業療法を提供するように心がけています。

また、作業療法療法では日常生活に必要な能力を伸ばす練習だけでなく、どうしても能力が習得できなかった場合には、それを補えるような道具(自助具)の提案、住宅改修の提案も行っています。
なお、当センターは急性期病院(病気や怪我・手術をした直後に入院する病院)のため、急に生活が変わってしまったことで精神的な落ち込みや不安がある患者さんが多く入院しています。作業療法はその不安などへの援助も行い、病気を発症してもできるだけ早期にその人らしく生き生きと再び生活できるような『心と体のリハビリテーション』に日々取り組んでいます。

作業療法室風景

(作業療法室風景)

診療報酬報告

疾患割合のグラフ(H29年度)

<主な作業療法対象疾患>

脳血管疾患:脳梗塞,脳出血,脳挫傷,くも膜下出血,パーキンソン病,その他神経難病 等

運動器疾患:肩腱板断裂,脊髄損傷,脊椎疾患,上肢骨折,手の外科術後 等

※H27年度よりがん患者リハビリテーションも実施しています。

※当センターは、H25年度より急性期リハビリテーション施設として一本化されました。
リスク管理等行いながら発症早期より離床をめざし、日々のリハビリテーションを行っています。その中でも、作業療法では「その人らしさ」を思慮しながら患者さんとかかわりをもっていけるよう心がけています。

学生・実習の皆さま

お問い合わせ

リハビリテーション技術科

〒523-0082
滋賀県近江八幡市土田町1379
TEL 0748-33-3151

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