RACCSとは

当科では、28年4月よりチームRACCS(ラックス)が発足いたしました。ラックスという名称は、Recommendation of Academic Contribution and Clinical Studyの頭文字をとったもので、「学術的貢献と臨床研究を推奨する」という意味があります。

具体的には、科内全体の学会発表や論文執筆などの学術的貢献をサポートすることを目的としています。

発足までの経緯

リハビリテーションにおける治療は、薬のような決められた投薬量が無く、また実施される方のもともとの身体機能や生活背景によって実施する内容や目的は千差万別です。

よって、治療の効果判定が曖昧なまま進められてきた部分もあります。しかし、近年ではリハビリテーション分野においても科学性が求められるようになってきました。

当科においても臨床研究の必要性を理解すること、自分達が行っている治療の効果判定についての検証作業が必要であると考えられたため、まずは研究の基礎を学び実行に移すことを目的に、このチームRACCSが立ち上がりました。

活動内容

@定例チーム会

2ヶ月に1回のチーム会では、メンバーが現在抱えている疑問や研究テーマを発表し、「どうすればその疑問が形になるか」、「どんな方法で進めていくべきか」などを検討しています。

A定例勉強会

臨床研究の方法を学んだり、学会発表を控えたスタッフのプレゼン練習や予演会などを実施しています。また、最新の知見を共有すること、英文に慣れることを目的にして輪番制での英論文抄読会も実施しております。

【28年度の活動内容や学会発表】

・勉強会「臨床研究のいろはシリーズ」 全3回

・勉強会「英論文抄読会」全7回

・演題発表「趣味と社会的役割の喪失は心大血管術後の抑うつ発症に関与する」

第23回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 筆頭演者:奥村高弘

・演題発表「多職種連携による心臓血管外科術後患者のせん妄予防への取り組みについて」

第23回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 筆頭演者:森本順子

・演題発表「当院における心臓リハビリテーションの現状と地域連携強化に向けた今後の課題」

第32回滋賀県理学療法学術集会 筆頭演者:松下愛里

・論文執筆中 「当センターの摂食嚥下チームによる誤嚥性肺炎予防の取り組み」

日本医療マネジメント学会雑誌 筆頭著者:森田曜 

RACCSメンバーからひとこと

臨床家なのに研究?? 時間がないから…、方法がわからないから…、と思って一歩踏み出せない方々は少なくないと思います。

RACCSは次の新しい扉を開くために少し背中を押すことを目的としていますが、我々も発足時から暗中模索で活動に取り組んでいるのが現状です。。

発足したばかりでまだまだ実績不足感は否めませんが、臨床研究や学術的な貢献を通じて質の高い医療が提供できるよう少しずつ活動の幅を広げていきたいと思います。

文責:チームRACCS代表 理学療法士 奥村高弘

学生・実習の皆さま

お問い合わせ

リハビリテーション技術科

〒523-0082
滋賀県近江八幡市土田町1379
TEL 0748-33-3151

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