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診療科・部門・センター

臨床工学科



方針・理念・目的等

臨床工学技士とは

呼吸・循環・代謝という生命維持監視装置を使って機能代行、補助する業務を行ないます

基本理念

すべての業務は、患者さんのために

基本方針

診療の補助として医師、看護師と協力して、チーム医療を行ないます
常に患者さんの立場に立ち、人権を尊重し、高度な医療を提供します
いかなる場合も救急現場に駆けつけ、専門的な技量が発揮できるよう日々研鑽に努めます

概要・特色

臨床工学科は17名で血液浄化部門、循環器部門、手術・ICU部門、中央機器管理部門、内視鏡部門、高気圧酸素部門に分かれて勤務しています。

中央機器管理部門

24機種約1,644台を集中管理して、機器の使用前点検、人工呼吸器の動作中点検、機器貸出・修理を行っています。院内中央管理以外の治療機器も修理、点検を行っています。又、院内職員対象に機器の教育・勉強会を行っています。

血液浄化部門

腎臓センターは外来診療60床、入院病棟15床で維持透析患者170名余りを抱え各種血液浄化療法を施行しています。県内随一の実績を誇り、質の高い血液浄化療法に取り組んでいます。
急性血液浄化は主にICU、新生児ではNICUで行い、24時間のサポート体制で治療にあたっています。
平成24年度より在宅血液透析を開始し、現在5名施行しています。
また、SAS業務として、簡易検査・PSG検査を施行し、CPAP導入から継続してフォローアップにも取り組んでいます。

手術・ICU部門

麻酔器・生態情報モニターの事前点検・保守管理をはじめ、心臓血管外科手術における人工心肺装置の操作、自己血回収装置や、ペースメーカー植込み手術時のPSA操作、ロボット手術の立ち会い等を行っています。また手術の清潔介助業務も行い幅広く活躍しています。
ICU領域においてもCHDFやPCPSの準備や管理、人工呼吸器、生態監視モニターなどの保守点検等を行っています。

循環器部門

心カテ業務においてポリグラフ操作及びECG監視、圧計測、血管内超音波装置(IVUS)などの操作や、不整脈治療ではアブレーション治療における、スティムレーター、アブレーター、カルトなどの操作を行っています。
ペースメーカーについては、外来でのチェックや遠隔モニタリングでのチェックを行い、よりタイムリーな情報を入手しデータ管理を行っています。

高気圧酸素部門

R5年2月より開始し、難治性潰瘍や突発性難聴、骨髄炎、イレウスなどの病変に対し治療を行っており、月平均40例ほど稼働している状況です。

過去の実績等

R4年度

【中央機器管理部門】
  • ME機器修理件数 564件

【血液浄化部門】
  • 外来透析 23842件
  • 新規導入患者 75人
  • 特殊治療(PE・LDL・PBSCC) 32件

【手術部門】
  • 人工心肺件数 31件
  • EVAR/TEVAR 14件
  • ペースメーカー植込術 70件

【循環器部門】
  • PCI 276件
  • EVT 140例
  • アブレーション 80件
  • ペースメーカー遠隔モニタリング患者 207名
  • SPP(皮膚灌流圧)測定 251件 

メッセージ

医療事故がよく報告される昨今、臨床工学技士のような専門職が、安全に医療機器の操作、機器管理を行い、さらに日々進歩する最新治療にも対処できるように努力していきたいと思っています。

スタッフ紹介

医療機器安全管理者 1名
医療安全管理者 4名
透析技術認定士  8名
呼吸療法士  5名
体外循環認定士 4名
心血管インターベンション技士 2名
認定血液浄化関連臨床工学技士 1名
アフェレーシス学会認定技師 1名
周術期管理チーム 1名
集中治療認定臨床工学技士 1名
認定医療機器管理関連臨床工学技士 1名
腎代替療法専門指導士 1名
第1種ME認定士 1名
不整脈治療関連臨床工学技士 1名
植込型心臓デバイス認定士 1名