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診療科・部門・センター

脳神経内科



脳神経内科について

※脳神経内科外来は、予約のある方と紹介状のある方のみとさせていただきますのでご了承ください。
内科の中でも“脳神経に特化した”チーム医療を行えるのが脳神経内科の特徴です。
脳、脊髄、筋、末梢神経に関する内科の病気を一手に引き受け、患者さんのADL(日常生活活動度)とQOL(生活の質)に重点を置いた治療を目指しています。
また当科は、県内でも初期にあたる1984年(昭和59年)から脳神経内科の診療を開始しており、豊富な症例数と実務経験、脳卒中や脳梗塞といった救急診療の取り組みなど、充実の体制が整っています。
今後も脳神経外科との緊密な連携のもと、高い専門性を駆使し、しっかりとした診断、適切な治療に努めてまいります。

主な疾患

脳卒中

脳卒中とは脳の病気の総称で、脳の血管が詰まってしまう脳梗塞や血管が破れて出血する脳出血、くも膜下出血などがあります。当科では脳神経外科と連携を取りながら、緊急を含めたさまざまな脳卒中に対応し、迅速かつ高度な治療を行なっています。
また、再発防止やリハビリにも力を注いでいます。急な手足のしびれ、顔の麻痺、視野の一部が見えにくいなどの症状がある場合は、早急にご相談ください。

頭痛

頭痛は近年、幅広い年齢層の方が苦しんでおり、日常生活に支障をきたすまでになっています。
その原因はさまざまありますが、特に多いのは、学校、職場、家族のストレスといった心的要因からくるものです。
当科では専門的な知見から、患者さん一人ひとりの頭痛の原因を突き止め、適切な内科治療を進めています。
特に2年前に登場した注射薬は、劇的に頭痛の予防効果が得られる薬として注目されています(もちろん当科でも使用しています)。

てんかん

てんかんは脳の神経細胞(ニューロン)の異常な電気活動により、運動神経、感覚神経、自立神経、意識などにあらゆる発作(てんかん発作)が繰り返し引き起こされる病気です。
子どもや高齢者の発症率が高い病気ですが、30~40代でも発症することがありますので注意が必要です。

認知症

予備群を合わせると、65歳以上の4人に1人が該当するとされる認知症。脳の機能が低下することで、物事を記憶したり(もの忘れ)判断する能力などが落ちてくる病気で、症状は徐々に進行し、完治するのは難しいとされています。
当科では神経学的な診察を通じて、認知症の早期発見・治療を啓蒙する活動などの対策に取り組んでいます。

パーキンソン病

手がふるえる、動きが遅くなる、筋肉が硬くなるなどといった運動に関する症状が気になる場合は、パーキンソン病の疑いがあるかもしれません。
「歳のせいじゃない?」と軽く考えず、ぜひ専門医による診察を検討してみてください。早期に治療を開始すれば、病気と付き合いながらでもかなり良いレベルでの生活を続けることができます。
特に東近江医療圏は全国的に見てもパーキンソン病患者数がとても多い印象です。

専門外来

頭痛外来

年齢・性別問わず、頭痛で苦しんでいる方が増加しています。
当科では、さまざまな要因から発症する頭痛に対して、専門的な知見による診断・治療を行なっています。まずはかかりつけの診療所や医院を受診していただき、その上で外来予約をお願いしています。

その他の特色

滋賀県難病ネットワークへの参加

滋賀県難病ネットワークに協力しており、神経難病患者さん(脊髄小脳変性症、ALS、パーキンソン病、認知症など)のサポートを積極的に行なっています。

脳神経内科の各種教育施設に指定

当科の豊富な症例数と実務経験の充実が認められ、日本神経学会教育関連施設および日本脳卒中学会教育認定施設に指定されています。
加えて、京都府立医科大学・脳神経内科の卒後研修プログラムにも協力しています。

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研修医・専攻医の採用について

医師紹介

患者さんへ

まずは症状の原因を明らかにしていきましょう

脳神経内科で診る病気の多くは、身体を動かしたり、感じたりする機能を低下させるため、日常生活に大きな支障をきたします。
大切なのは、まずは症状の原因を明らかにし、その原因に対して的確な治療を選択していくことです。
頭痛やてんかんをはじめ、認知症やパーキンソン病といった難病につきましても、気になる症状がありましたら、専門医による診断や検査をご検討ください。

地域の先生方へ

紹介予約制による外来診療を行なっています

当科では、東近江医療圏を中心とした診療所や病院との医療連携に力を入れており、紹介予約制による外来診療を行なっています。
ご紹介いただいた患者さんにつきましては、脳神経内科としてのしっかりとした診断・治療を行なった後、地域の先生方へお戻しいたします。症状が急激な方、けいれんや意識の悪い方につきましては救急外来にて対応いたします。