当院では、2006年10月新病院開院時より全面院外処方箋に致しました。それに伴いまして薬剤部の業務も外来患者様への調剤を中心にした業務から、入院患者様に重点をおいた業務へと大きく変わりました。
患者様の視点に立って、24時間体制でもっと良い医療を、もっと安心・安全な医療を目指して医師、看護師などと共にチーム医療の一員として活動しています。
薬剤部には1階のセンター薬局、3階、4階の病棟中央部にサテライトファーマシーがあります。
調剤だけを行っているというイメージをもたれている方も多いと思いますが、医薬品の専門家として調剤以外に様々な業務を行っています。
また、薬剤部窓口横に「お薬相談室」を設けております。
お気軽にご相談ください。
[内服・外用]
入院処方及び休日・夜間の救急外来
処方に対して、処方オーダリングシステム
により医師が処方した薬剤について飲み方
や量が適切か、併用薬との相互作用をコン
ピューターと薬剤師の目でチェックし、調剤します。
また必要に応じて服用しやすい
1回分1包に包装しています。
[注射]
注射薬は、注射薬自動払出装置により、1患者毎にセット
して供給しています。
薬剤の性質、量や相互作用についても
チェックしています。

従来、注射の混合調製は看護師が病棟でおこなっていました。
しかし、混合すると薬の効果が減弱する薬品などもあり、薬の知識が豊富な薬剤師による注射剤混合が要望されていました。
2006年10月の新病院開院以降、サテライトファーマシーにて薬剤師と看護師が協力して注射剤を無菌的に(清潔度の高い部屋で天吊りクリーンベンチ[風圧を利用して、細菌や塵が混入しないようにする装置]を使用して)混合調製しています。
入院治療で中心になるのは薬物治療です。
また、手術が目的の入院でも、医薬品は必ず使用されます。
入院患者様にどんな薬を使用しているのか、なぜ使用しているのか、副作用や服用方法、注意していただく事を内服薬だけでなく注射剤も含めお話ししています。
また、患者様より伺うお話の内容や検査データより副作用が出ていないかチェックすることにより、効果的で安全な薬物療法が行われることを支援しています。
2007年2月時点では、4名の薬剤師がそれぞれ専門性を生かして各病棟を担当しています。
患者様だけでなく、医師や看護師などの医薬品に関する問い合わせに答えています。
また、医療従事者向け定期刊行物のDIニュースや、患者様向けの疾患別パンフレットなどを今後充実させていきたいと考えています。
また、当医療センターは副作用モニター病院となっています。厚生労働省や製薬メーカーへ副作用の情報提供を行い医療安全向上の一端を担っています。
化学療法を受けられている外来及び入院患者様の「抗
癌剤」の点滴を安全キャビネット(極めて清浄な区画)
の中で薬剤師が無菌的に調製しています。抗癌剤を安全
に供給するためにレジメン(処方内容)の確認から注射
薬の取り揃え、秤量混合など様々な工程を行っています。
食事の摂取が困難な患者様に無菌室で高カロリー輸液
を調製しています。
薬剤によっては効果の確定や副作用の防止のために、血液中の薬物濃度を厳密にコントロールしなくてはならないものがあります。
実際に採血して測定するわけですが、頻繁に採血することは患者様に大きな負担をかけることになりますのでできません。
したがって、一部の薬品(VCM)ですが、少ない採血データを基に血液濃度の推移を予測して、理想投与量や間隔なども含め主治医に報告しています。

入院中は昨日まで飲んでおられたお薬を、そのまま継続して服用していただく場合や、一部もしくはすべてを中止していただく場合もあります。
必要なお薬は病院からお出ししますが、何をどれだけ持参されているかは必要な情報です。
午後からの予約入院される患者様対象に持参されましたお薬の内容を、薬剤師が調べ主治医に報告しています。
尚、入院される患者様へのお願いですが、入院される際には服用中のお薬を持参してください。
また、入院中にそのお薬を服用するか否かは主治医に必ず確認をお願いいたします。
開発中の医薬品及びすでに販売されている医薬品の、効果判定や副作用事例などのデータがないと新薬は開発できませんし、また安全性も確保されません。
薬剤師は医師が行うこれらの業務のサポートをしています。
当然、患者様の同意を得て行い、個人情報の取り扱いにも細心の注意を払っています。
病院で使用される医薬品の購入・在庫・供給・品質管理を行っています。
SPD(委託業者職員)を導入して、購入・供給部門での効率化やコスト削減に努めています。
麻薬・向精新薬や毒薬などは、法律に基づいて厳重な管理を行っています。
当院でも厚生労働省による「医薬分業推進」により、新病院開院に伴い全面院外処方箋とせて頂きましたが、外来患者様のご理解・ご協力により保険薬局でお薬を受け取っていただいています。
院外処方では、患者様のご希望によりジェネリック薬品をもらって頂く事ができますので、医師に遠慮なくご相談下さい。
また、複数の診療科や医療機関にかかられている場合に、飲み合わせのチェックをするために“かかりつけ薬局”を決められることをお勧め致します。
エントランスホールには各調剤薬局にファックスを送れるファックスコーナーを設けておりますのでご利用ください。
薬学部6年制がスタートし、平成22年度からは各病院で学生の実務実習が始まります。
当院でも実習生を積極的に受け入れ、後輩薬剤師の育成に協力したいと考えています。
薬剤部は、薬剤が調剤から患者様へ投与されるまでの全ての過程で安全を確保すること、良質な医療の提供のためチーム医療の中で重要な役割を果たすこと、薬剤の品質管理等を行うことにより患者様に信頼され、医療スタッフから評価されることを目指しています。
また最近では専門的な知識を必要とされるため、それぞれの薬剤師が担当している分野でスペシャリストに成るべく日々努力しています。
| 副院長・ 薬剤部長 |
小野敏明 | ・薬剤師 |
|---|
| 課長 | 塚本有子 | ・薬剤師 |
|---|---|---|
| 課長補佐 | 遠藤正憲 | ・薬剤師 |
| 薬剤師 | 山口瑞彦 | ・薬剤師 |
| 薬剤師 | 淵上尚彦 | ・薬剤師 |
| 薬剤師 | 松永章宏 | ・薬剤師 |
| 課長 | 住田勝 | ・薬剤師 |
|---|---|---|
| 係長 | 藤井重治 | ・薬剤師 |
| 薬剤師 | 青木良子 | ・薬剤師 |
| 薬剤師 | 山本圭恵 | ・薬剤師 |
|---|
| 河野雅美 | ||
| 小沢沙穂理 |