小児外科では、生後すぐの新生児から14歳までの患者様の外科疾患を、常勤医2名体制で診療しています。 小児外科は、小児科医・新生児科医との十分な連携と、熟練した麻酔科医のサポートがあって初めて成立します。
当院は休日夜間も含めてそれらの条件を備えた滋賀県下でも数少ない病院の一つであり、平成17年4月の小児外科開設から平成19年12月までの間に小児全身麻酔手術を324例、新生児外科手術を31例施行しました。
外来診察では、お子様の疾患や手術・治療方針について、ゆっくりお話をさせて頂くために原則として予約制としております。あらかじめ紹介状などをご準備いただき、受診日時をご予約ください。
しかし小児外科疾患には緊急対応・手術が必要な疾患が多くあります。この場合は随時病院(小児科もしくは小児外科あて)までまずご一報ください。24時間365日常時オンコール体制で対応しております。
小児外科で取り扱う疾患には、以下のようなものがあります。
そけいヘルニア・陰嚢水腫(脱腸)、停留精巣、急性陰嚢症、包茎、臍ヘルニア、乳児痔瘻・肛門周囲膿瘍、大腸若年性ポリープ、腸重積、肥厚性幽門狭窄症、虫垂炎、腹膜炎、腸閉塞、メッケル憩室、尿膜管遺残、胸腹部外傷などがあります。状態によっては緊急手術を行います。
直腸肛門奇形(鎖肛)、先天性横隔膜ヘルニア、食道閉鎖症、ヒルシュスプルング病、腹壁破裂 ・臍帯ヘルニア、先天性腸閉鎖症、腸回転異常症、特発性腸穿孔、臍腸瘻などがあり、診断治療には高度な専門性が必要で、緊急手術を行う疾患も多くあります。また術前術後も新生児集中治療室での集中管理が必要です。当院では新生児科・産科・麻酔科スタッフと密接に連携しながらこのような新生児外科疾患の治療が可能です。
胆道閉鎖症、胆道拡張症、小児固形悪性腫瘍(神経芽腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫など)、胃食道逆流症、肺分画症、漏斗胸などの疾患があり、成人の外科とは異なる、成長を視野にいれた治療方針の決定が必要です。
小児の機能性消化器疾患(嘔吐=胃食道逆流症、排便障害・慢性便秘)に対する機能検査を行っています(直腸内圧測定・24時間pHモニター) 。また、胃瘻・腸瘻の造設・管理、在宅気管切開の指導、在宅IVHの導入・管理等を行っています。
外科疾患を疑われる胎児の診断や、治療方針についての相談を受け付けております。
| 副部長 | 青井重善 | ・平成8年卒 ・日本小児外科学会近畿地方会評議員 ・日本外科学会 認定医・専門医 |
|---|---|---|
| 副部長 | 文野誠久 | ・平成9年卒 ・日本外科学会 認定医・専門医 ・日本小児外科学会専門医 ・日本小児外科学会近畿地方会評議員 |